最近は建設業界でもICT技術と申しまして、『通信を使ってデジタル化した情報をやり取りする技術』を盛んに導入されています。 土木建設業に限らず、教育の現場や医療の現場でも活躍しています。 弊社でも手探り状態から始め、若手技術者が中心となり数年前から積極的に取り組んでおります。 担当技術者は幕張まで行き、技術の発展と新技術の習得に頑張ってくれました。 会社としてもますます若手技術者を応援して行きます。
今回の現場でのICT技術につきましては、まず、ドローンを飛ばし現場の起伏状況などをデーター化します。 そしてのデーターを取り込み専用のバックホウにセットします。 そうしますと、丁張(掘削目安)をかけずに掘削ができるんです。 (写真1枚目~3枚目) 丁張なくどんどん掘り進めて行きます。 いままでは、人間の感覚と丁張目安に頼っていたんですが、掘削データーをセットしておくと、深堀することもなく設定通りに掘り進めるんですよ!
そしてICT技術により掘削が終わると、写真のように型枠を組みコンクリート打設の準備をします。(写真4枚目~6枚目) 打設し型枠を外した時には、コンクリートの美しい造形美が現れることでしょう(⌒∇⌒)
最後に、砂防工事全体が終わるにはまだ数年かかりますが、下流にある民家の人命や家屋財産を守ることを建設業の使命とし頑張ってまいります。