みなさん何気なく通過されていると思いますが、このブロックは間知ブロック(けんち)といいます。 ずいぶん昔は本物の石を割り、四角に加工して使っていました。 港の築造や塀・石垣等に使用していました。 石の加工や入手がだんだん困難になり、コンクリートの間知ブロックへ移り変わって行きました。 コンクリートブロックの歴史は長く明治時代から使用されていたと記録もあるそうですね。
さて、写真にある間知ブロックは、道路の擁壁のため積んだものですが、ブロックを積む職人が石工さん(いしく)です。 ここ最近は石工さんが引退しおられないんです… 土木・建設業全体で言えることですが職人が少なくなりました。 写真のブロック積は70代のベテラン職人が積みました。 この現場で技術の習得に、弊社従業員23歳が修行中であります。 習うチャンスを見逃さず、技術の習得に頑張っておりますので、若手技術者の応援をよろしくお願いします。
ブロック1個 40㎏(汗)